この度、ようやく発表できます。
どれだけ待ったか。費やしたか、懸けてきたか・・・
これまでにかかった費用や時間もですが、何より想い♡
そして、憧れのトラックとも撮影できました。
これまでのアタシの集大成とも言える作品になっています。
デザインの特徴
そもそも作業服というものに、女性用という分類はあるものの、男性消費がメインのなかメンズ企画の延長のようなものが多く見られます。これまでにも語ってきましたが、女性の体型にもっと特化したものがあっても良いだろうと考案を進めてきました。
そして、せっかくつくるなら“アフターファイブも楽しめるもの”が良いと。
スタイルは完全に好みからスタートしましたが、プロの手によって洗練され、サンプルを何度もつくり直し綺麗なラインのものが出来ました。
アタシのFree styleから、その意向を汲んでくれる方の技術と想像力はパタンナーの最たるものです。
特徴は見ての通り、ショート丈。
そしてボトムのハイウエスト。
デザインの拘っているPointとしては、いつもコルセットを意識しています。分かりずらいですね。
コルセットのように品よく繋がる縦のライン。これは説明しないと伝わらないのでお伝えさせて頂きたいのですが、前面は肩より少し下、胸上あたりに横へスッと切り替えがあります。その下には斜めにおりていく縦ライン。これはバストの立体感を自然につくりやすく、女性のジャケットなどに多く見られるとは思いますが、更に下のボトムへと繋がるように切り替えの延長があります。
説明ヘタすぎてすみません。用語が分からず「縦」とか「横」とか「スッ」としか言っていませんが、とにかく縦ラインが綺麗に並ぶように揃えました。
背面も同じ。背中には横にラインがあり、縦に真っ直ぐおりていきます。その終点とウエスト上部が近く位置し、ヒップに広がりながらおりていくというもの。
ボン・キュッ・ボンを意識して(笑)
くびれが綺麗に表現出来たら良いな~。としながらも、コルセットの編み上げは作業時には引っかかるので却下し、無駄を省いていきました。ストレッチ生地といえどサイドは多少伸縮を増やしたくゴムを入れ、腹部と腰部はシンプルに。
前面に戻りまして、上部の横ラインに合わせてポケットを内側に配備している為、余分なものがなくとてもスッキリと見せることが出来ます。ショート丈なので下にポケットをつけるのは諦めました。その分、胸ポケットはしっかりと深さを確保しています。
これまでには無かったものに、作業着の雰囲気すら忘れさせるデザインとなっております。
そしてこの特徴的な素材(襟元・袖口の裏)はデコトラの内装部に使用されるパイル織をあしらい、トラック野郎・トラガールを意識しています。
“着るデコトラ”とまではいかないものの、アタシのデコトラ愛が伝わるのではないでしょうか?
因みにこのパイル地には『金華山』という名称があります。
地元岐阜には織田信長が統一した歴史をもつ岐阜城が聳え立つ山も同じ『金華山』なのです。
少しずつ運命感じるでしょう〜♪
アタシが今回出会ったこのピンクのパイルの存在感!
トラック関連で使用されるものは一般的にブラック・パープル・グリーン・ワインレッドといった深めの色が多い印象で、さらには金華山織は調べると本当に奥が深く色も柄も織り方も業者さんによって違います。その中でも和歌山の会社OMOテキスタイルさんが手掛けるこの色目がとても印象に残りました。
そして、問い合わせをしたのがこの作業服のはじまりです。
2018年のことですね。
4年が経ってようやく仕上がりましたこと、ここにご報告いたします。
機能の特徴
先程触れた金華山について。フワッとしていて特徴的とも言えますが、夏は汗を吸い冬は冷えを感じにくく強度もある。
少し簡単すぎではありますが、そんな感じで実用新案とっています。
特許庁に提出する書類を書くにはとても苦労しましたが、何でも自分でやるので時間と労力は当たり前田のあたりきしゃりき。←
次に、ポケットをもう少しお伝えさせて頂きますと、これがまた一番気に入っている特徴とも言えるかもしれません。←ちょっと日本語へんですが
デザインで説明した胸ポケットとは別に、作業着なので『ペン差し』を設けております。左袖には大概の作業服についています。そして左胸にもあるのが一般的。でもこの作業服にはありません。
注目は右内側!!ここにもペン差しを設けてあるのです。何故か?
なぜならば・・・
左利きの人用に♡
レフティーは左に差す場所があったとしても活用しにくいからです。使わないか、ペンを持ち直してから刺すか。刺さないか?
今は昔と違い、左利きの人が親や先生に右利きに矯正されるということが減り、左利き用アイテムが増えてきています。
よって、既存の左袖と右胸に設けることにより、右利きであっても左利きであってもストレスなく着用して欲しいという真心が込められています。
#多様性
#ユニバーサルデザイン
など、今を生きる人を陰で支えられるような作業服をつくりたいという気持ちがこういったところににじみ出てしまった・・・(´u`) ナハ
ボトムはタイトなシルエットに拘り、身長が高くても低くても対応しやすい長さになっております。裾にはスリットを入れてあるので、タイトで脱ぎにくいということにもなりません。
上下のバランスは妥協したくなかった
仕事帰りでもパンプスに履き替えればお出かけできるくらい
ショートブーツに履き替えてヘソだしTops着てスカーフ巻けばダンスのレッスン行けるような
セットアップでドカジャン着て防寒するけど
そのドカジャンをフワッフワのファー付にすればそのままDrive行ってしまうような
そんな職人さんの日常に一緒に楽しめるアイテムになればいいな。
作業着で好きなようにDress upしてね~~!という気持ちで
‶Work dress” と呼んでいます。
unaRosa design1 まとめ
初めてのことや、初めてのこと、そして畑違いの初めてのこと。それでも諦めずになんとか交渉して、相談して、謎だらけで、失敗して。
これだけ聞くと上手くいかない予感しかしないかもしれませんが、unaRosa1代目のこの作業服にはとても満足しています。
次に繋げられるようにまた頑張って成功させていかねば!!!と思う新月の夜でした♪
大好きなトラックと撮影できた話は次のPostで~
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