セブにはたくさんの教会があります。その中でも1番有名な教会。それが“サントニーニョ・チャーチ”。フィリピン最古の教会です。
その隣には奇跡の十字架“マゼランクロス”があり、どちらも現地の人にとても親しまれています。
教会には初めて入りましたが、やはり感じてみることは何事も良い事だと思いました。
それでは今回、歴史に少し触れてみたいと思います。
学生の頃は歴史が苦手で、授業中はほぼ意識が無かったですが・・・(汗)
今では興味深々です!! (^~^)y
セブ大聖堂とは?
私自身、なにも信仰していないため、『教え』や『歩み』に関して無頓着です。
特に知識もなく、観光地だから行ってみたというだけではなく、気持ちが同じ方向に向いた人たちの“教会”という場での雰囲気は観ておきたかったので行ってみました。あと、綺麗な建造物も好きなので。
まずはサントニーニョ教会に行ってみました。はじめて行ったのは夜。
着いたのはいいですが、教会の横(道の端)で皆さんお祈りをされていました。
その道にはロウソクなどを売っている人もたくさんいて、目が合うと勧めてきます。買わないのでなるべく目は合わさないようにしました。
曜日は関係なく、夜は閉まっているようですね。
なのでこの日は諦め、すぐ近くにある別の教会へ行ってみました。
こちらが近くの教会 ‘メトロポリタン・カセドラル’(カセドラル教会)です。通称‘セブ大聖堂’と呼ばれています。夜でライトアップされているのもあり、存在感が凄かったです。
そしてとっても綺麗な教会でした。(昼間に見た時も、真っ白な壁で素敵な教会でしたよ)
中へ入っていくと人がたくさん集まっており、何か始まりそうな雰囲気だったので暫く待ってみることにしました。
Kit君はじっとしていられないので、後ろの方に座りましたが、やはりウロウロ・・・
大きな教会で、ほとんどの人は前の方で座っているため、近くに人がいなくて良かったです。
後ろに座った2人の女性もにっこり微笑んで見守ってくれていてホッとしました。
暫くすると・・・
急に明かりが消え、祭壇(内陣)のみが照らされています。間もなく音楽が流れてきました。
劇のようなミュージカルのような感じで女性と男性が数人で聖歌を歌っています。
それがミサなのかな?
ビックリしたのは音響!
身廊のベンチ(?)の一画にノートパソコンやモニターを設置し、テキパキと段取りしている様子。
たぶんですが、それが音響の操作なのでしょう。
初めての教会なので、昔は今は・・・と語れませんが、そこに関しては近代的に感じました。
軽々しく聴こえたら申し訳ないのですが、本当に綺麗な音色で心が洗われるような気分になり、とても感動しました。
なにか “特別” を感じる夜になりました~。勝手に(笑)
〔のちに調べました〕
セブ地域で最も権力のある聖職者が在籍しており、この地域のカトリック教会を統括しているそうです。
そして挙式をあげる教会として非常に人気が高いという特徴も。一年中毎週日曜日は必ずというくらい結婚式が行われているそうです。白く美しい豪華な外観が人気だということも納得。
この壁はとても分厚く頑丈に出来ています。これらはスペインの植民地だったころ、自然災害に耐えるよう作られたのだそうです。
フィリピン最古の教会とは?
日を改め、サントニーニョ教会への再Challengeをしました。
アタシは午前2時間、午後2時間で授業を受けており、昼からの授業が終わり、街へ繰り出しました。
今度こそ教会内に突入!たくさんの人がワラワラといるところに交じって見学してきました。
教会の中へ入るとほぼ全列の席?ベンチ?が埋まっており、礼拝室へ並ぶ人は長蛇の列。(みんなめちゃ懺悔するじゃん!と突っ込みたくなりましたが)正式には告解[こっかい]と言うらしいです。
中庭では子供達が戯れ、想像とは違いました。もっと物々しい感じを想像していたので、少しだけ驚きました。
そこには噴水や池があり、緑のある空間。池には Coin が投げ込まれていましたが、それはどの国も同じなんですね!
錦鯉も泳いでいたため、ちょっと親近感です(笑)
ベンチで寝ている人が度々いたのと、子供のオムツを替える人を見たときは教会なのに固く(厳しく)ないんだと思ったくらいです。
そういえばこちらに来てみて気付いたことが、日本ではあたり前のオムツ替えシート。ついているトイレはほとんど無いですね。あったのは大型ショッピングセンターくらいかな~?
外へ出ると、演説?のようなマイクで喋る大きな声が聞こえてきました。ここでも何か行われているようです。
来たところ(正面入り口)とは反対の出入り口へと向うと真っ赤なロウソクがたくさん並ぶエリアがり、火を灯してみました。
お金はお賽銭箱のようなBOXへ投入。
皆さん、お願い事をしています。
Kit君も真似をして手を合わせていました。可愛い~~♡
風船売りのおじさんがサメの風船を持っているので、全く買うつもりも無かったのに買ってしまいました。
Baby shark(歌)にハマりすぎて過剰反応するのでやむおえず・・・(苦笑)
物価の安いはずの国でこの風船は180ペソ(約400円)と高めでした。
その金額、こちらではオムツ1パックが買えてしまいます。謎な金額ですね。
観光客用だな・・・
[のちに調べました]
- サントニーニョとは‘聖なる幼き子供’という意味で=子供の頃のイエス・キリストのこと
- 1521年にポルトガルの航海士‘マゼラン’がセブの‘ファナ女王’に贈呈した‘サントニーニョ像’が安置されている
- 教会は2ど焼失したが1740年に再建された
- サントニーニョ像は戦火の中で無傷だったのでセブの守護神として崇拝される
- 毎週金・日曜にミサが行われている
- セレモニーが行われる時は凄い人で溢れる
- 赤いローソクは『願いの場所』と言われている
- 風船は『願いを書いて飛ばすと叶う』と言われて売られていた。1個60ペソで以前は20ペソだったという(2014年の)記事があった。アタシは3倍の金額でしたけど?!
あとは教会の売店にはお土産が売っているんだな~と思っていたら、どうやらサントニーニョ像が売られており、Holy water(聖なる水)が1瓶55ペソで売っていたらしいです。
それ欲しかったな~~
そしてセブ大聖堂とサントニーニョの違いは Miracle の差。参拝した後に起こった奇跡(願いが叶うこと)を言う。このミラクル
の数は圧倒的にサントニーニョの方が多いのだそうです。
色々と調べてから行けば良かったーー。
わけも分からずフヮ~ッと見学しても楽しかったですが、少しの知識を入れてから行くだけで、もっと楽しめた気がします。
マゼランクロスとは?
出口を抜けるとマゼランクロスがあります。
この写真を見て頂けば分かると思いますが、大きな十字架を守るためだけに建てられた感じで、小さめの建物でした。
天井を見上げると、綺麗な絵が描かれていました。何かを表しているのでしょう。
とにかく大切にしている感が伝わってきます。
〔のちに調べました〕
これはマゼランというスペイン人探検家がおり、フィリピンを見つけこの地にクロスを打ち込んだ。そしてキリスト教を広め、この場所はフィリピンカトリックの聖地になった。
というシンボルのようです。
この十字架は奇跡の力があると信じられ、観光客に記念品として削り取られていった為、レプリカが建てられ “八角堂” を作り保護。天井には当時の様子が描かれている。クロスの下には『本物は保管してある』と書かれているらしいが、実際には紛失か破損してしまったのだそう。
歴史的な物なのにもったいないですね。
そして、その横にある広場には市場なのかテントが連なっていました。
見たことのない野菜やフルーツがあるとつい買いたくなってしまいますが、こちらでは調理できないので横目に見ながらThroughしました。
I LOVE CEBU
近くにはCEBU Tシャツがたくさん売っているお土産屋さんもありました。
セブのFamousお土産Shopですね。街中にもモールにもあるお店です。
同じお店が他にもたくさんあるので、何処で買っても同じと思っていましたが、仕入れの具合によるのかちょっとずつ違いますね。そんなもんですよね。
なので、寄ったお店でお気に入りを見つけた時に買わないと、他の系列店にあると思っていても無かったりします。
Tシャツだとプリントされている柄やサイズの有無。ショートパンツも素材が違ったり。
そして『あっちにはこのデザインは無かった!』ということもありえます。
I ♡ CEBUのTシャツからジンベイザメのマグネット、マンゴーのドライフルーツなどいろいろと揃います。
ここに置いてあるものはベタですが、やはりBETTERです◎
教会へ行くという習慣
時間をつくり お祈りをしにきて 教会で過ごす
ここにいる人達は当たり前な過ごし方なのでしょうが、アタシにはそのような習慣が無いため、もしPhilippinesの友達ができたら是非ここに来る心境を聞いてみたいと思いました。
フィリピン人の先生に聞いてみれば良かったな。あとになって気付きました。
とにかく歴史のある建物や文化は、それ相応に人から愛され大切にされていることが良く分かりました。
今回、一気に歴史魂が芽生え、他にも様々な国の教会や歴史的建造物を巡りたくなっちゃいました♪
もし巡ったらまたレポします!!!
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