長い道のりでしたーー!
目論み始めて2年が経ちます。
その間も色々な業界や大手企業さんの新商品にモヤモヤしていましたが、そちらの畑に張りあうつもりもないのでそのまま突き進めてきた結果、なんとかここまできました!!
以前の内容をくりかえすようですが、
『自分好みの作業服を着たい!!』
というところからはじまり動きだしたのは良いですが、デニム・・・ストレッチ・・・などはどんどん出てきています。
誰でも思いつくようなことは、プロであったり技術・ノウハウのある業者さんがすぐさま作っちゃいますよね。
そして一気に広がり、価格の抑えられた良品がわんさか出てきます。
ここで1つ、大切なのは“独自性”なのだと思っています。
他のものとは違いを出したく、今回この企画を生みました。
スタート地点で協力者が現れたり、海外で失敗に至ったエピソードなどアップダウンもありましたが、遂に完成♪
やっとお披露目できます!!!!!
完成品を出迎えに行く
前回は仮縫の段階で試着をさせて頂きました。
そこから2週間。
当日は13時に取りに行きました。
ワクワク☆☆
早速、フィッティングルームにてボトムの試着をしました。
あれ?少し大きいようだぞ?
前回の仮縫時の試着ではキツくてファスナーが上がりませんでしたが、出来上がりは逆にブカっとしていました。
次にジャケット。
アタシ体型に合わせてしまったが為上半身の方が華奢なので、上下のバランスは違ってしまいましたかねー?!
オーナー水野さんの話でも、
「オーダーメイドはお客さんの体型に全て合わせるのが良いとは言い切れないんですよね。」
とのこと。
それ、仕上げる前に聞きたかった・・・かな(笑)
ですが、どちらにしても入らないと始まらないので、大きくしてもらって良かったです。
それとこんなタイミングで過去最高の体型。
なんでいま(T_T)出来上がったら格好良く着こなしたかったのにぃ~。
それまでに痩せるつもりだったのにぃ~。
悔やんでも仕方ありません。仕上がっちゃったのですから(*u*)
仕上がりの細部Check
さ、気持ち切り替えて細かいところの確認をしていきたいと思います!
ジャケットはまず襟元。
顔に近い部分なので、目につきやすいですねからね。
先に説明しておくと、アタシが今回起用したここ(襟内側)の素材。この生地は厚めなのでどうなることか心配していました。
案の定、苦戦したようです(゜゜)
表地にはストレッチ素材のデニム風のもの。
3種類ほど選択肢がありましたが、その中でもインディゴに近い色目のテキスタイルに。
合わせるものの色柄がわりと派手なので、ベースは落ち着いた感じにしたかったので。
ポリエステルが入っているのでシワになりにくい、新商品なんだそうです。
しかも“デニム風”なので、カジュアル過ぎず雰囲気も柔らかく、良い感じでした◎
ただ表地と襟元の裏地の相性はあまり良くなく、表が少しもっていかれるようです。
羽織った見た目の仕上がりはなんとも無く良さげですが、裏返すと『あぁ、大変だったんだろうな』と伺えます。
もう1ヵ所は袖口の裏。
なかなか奇抜な色味の為、出し過ぎるとクドイかな~と思った結論です。
次にボトム。
ウエストは先程述べたように大きかったのですが、ベルトを付けると大丈夫な程度。
難しかったのが、ヒップから裾にかけてのシルエットでした。
今までの作業服はストレートタイプが多かったと思いますが、最近の若い男性が着るようなデニムの作業服はとにかくスリム!ジムとか通う系男子が履いてそうなピチピチシルエットをよく目にします。
アタシは現場女子だった当時、ダボダボの大きいサイズを購入し、いわゆる昔の腰パン状態。もう死語かな?(笑)
かがんだり、トラックの乗り降り等で大きなお尻を気にしなくても良いようBigシルエットばかり履いていました。
今回、どうせ作るならStylishな物にしたくて思い切ってテーパードパンツ風にChallenge♪
センタープレスは素材的に出来ませんでしたが、裾がシュッとしたデザインに。
Pointは裾の両sideに3cm程入ったスリットです。
気になったのは膝裏あたりの太さ。
試着のタイミングでもボトムの布のたるみを直してもらうよう伝えたのですが、それでも尚ゆるく感じました。
いやいや、お尻にピッタリと生地が貼りつくよりは良いのかもしれませんね?
ポケットは後でも付けられると思い、ジャケットは0です。
ボトムはフロント両サイド2、バックサイド2のシンプルなもの。
ジャケットにペン刺しは付けておいた方が、より一層の作業服感が出て良かったのかも?!
次なるステージへ
出来た出来た出来たーーーーー♪
とりあえずの興奮を少し落ち着かせ、次はどうするかを考えていこうと思います。
まず真っ先に行動したのがクラウドファンディング。
なぜなら、同時にマーケティングもでき、宣伝にもなるからです。リターンを考えるのは大変ですが、あたり前です。人から出資してもらうのだから、簡単なはずがない。そこらはビシッと考案していきたいですね。
もしくは、有名トラガールに着てもらう。
なぜなら有名人はフォロワーが多く、インスタグラマーの宣伝は大きな力を持っているから。憧れの人が着ている物、持っている物を欲しくなるシンドローム!(笑)
最後の1つは、女性ばかりの会社に持って行き、着てもらう。
このブログを誰も読んでいないことを良いことに、作戦をさらけ出してるな?
まぁいいや。
それ以外で良い手が思い浮かびません。
なので、以前も相談に行ったあの支援制度へ相談に行こうと思います。
悩んだ時にはここ、『販売戦略』のエキスパートにお話を聞いてきますね!
今回のまとめと次回の目標
率直に、素材感や雰囲気は気に入りました!
ただ納得のいくまでの物では無いのかもしれません。
それはこの度お世話になった職人さんのせいではなく、アタシの曖昧さにあると思っています。
「ここはこうで、そこはそう!」
と言いきったわけでもなく半信半疑でデザインを決め進んでいったからでしょう。
逆に、なんとなくのイメージをよくここまで表現してくだすったと思い、感謝感謝です!!
それとやはり『専門外のプロ』というとややこしいですが、スーツのプロであって、ワークウェアは専門外であるということ。
なので出来上がってきて言われたのは「耐久性に対する素材や構成ではないかもしれない」ということ。
もちろん、そうですよね。分かっています。
ですがひとまず形に出来たのは1歩前進なので満足なんです。
それにスーツ屋さんに頼んだだけあって、作業服なのにどこか上品♪に仕上がっています。
素材も雰囲気も、スーツ屋さんのチョイスがあってこそですね!
次回の目標は、強度や耐久性の強化や、もう少し煮詰めたデザイン。このあたりが改善されるともっと良くなると思います。
それと、デザインとは別に秘密の策もまだ叶えられていないので、実際に生産に至るまでにどこかでその策も盛り込みたいとまたもや目論むアタシなのです(^u^)
出来上がったものは試作品。いや、試作品の試作品かもしれませんが、少しずつ想いに近づいているということだけは確かです!
まだまだスタート地点に立ったところです。
その都度、課題を見つけてはクリアしていきたいと思います。
これからも楽しみっ!!
結局公表するのは少し先になってしまいそうです。すみません(^_^;)
クラウドファンディングもお楽しみに♪
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