こんばんは!
旅ばかりしている贅沢な感じに仕上がってきたこのブログ(笑)
抑えるとこ抑えて、弾けるとこ弾けて、いつでも子連れ旅を決行中なアタシです♪
今回はちょっと打ち合わせ&下調べをしてきたので、その様子も含め旅ログを進めていこうと思います。
韓国の梨泰院てどんなとこ?
日本から最も近く行きやすい国で、食べ物も美味しければファッションもコスメもスウィーツもトレンドだらけ!
韓国に訪れたのは今回で5度目ですが、初めて来たのは釜山でした。
それ以外は明洞で買い物三昧です。
1番近いところで言うと一昨年の冬。Kitくん初の海外進出でした~
↓↓Kit君、初海外エピソードはこちら
明洞は行った事のある人が多いかと思います。
ですが今回は目的があり梨泰院(イテウォン)へ。
いよいよアタシの目論見が具現化されようとしています!
オーダーメイドに興味があり過ぎましたが、今回の企画は商品化しようとしている製品を試作で作ってみようという作戦です。
実に面白い!!
アパレル関係の方に相談したところ、アドバイスを受けたのが、韓国の梨泰院(イテウォン)で作ってみてはどうか?というものです。
生地や素材が沢山あり、その中から選んだものでオーダーして作ってくれるというまさに求めていたようなもの!考えているだけでワクワク♪
しかも調べていると、『オーダーメイドスーツ』ということがメインのようですが、ワイシャツや女性のブラウスなども作ってもらえるのです。そして洋服もいけるのだとか。
後は、革製品がとても充実している為、革やファーコートなどのオーダーも出来ると書いてありました。
例えば、体格の良い男性等は既製品では着られないでしょうから、そんな人にはお勧め!!
安いフライトを見つけて飛んできて寸法だけ測れば、日本でオーダーメイドのスーツを作るよりも相当安く仕上がるのではないでしょうか?
韓国は革製品が有名ですが、ここ梨泰院ではオリジナルで革コートや革靴などを破格で作れてしまいます。
日本語OKのお店もあるので、まずはその条件でピックアップしてみると良いでしょう。
記事を読んでいると、何でもかんでも作りたくなってしまうところですが、今回は“仕事”という事で行く為、あまり自分の欲を出さないように気をつけます!
ただ一つ、気になる事はどの記事も少し古いこと。
情報は変わってくるので、ここでアタシがひとつ更新しましょう!
なぜ韓国でオーダーメイドなのか?
まず最初に言っておくと、国内でもオーダーメイドは出来ます。
ですが、昔は当たり前のようにあった縫製屋さんが今では珍しく、看板が残っているだけだったり、やっているのかいないのか分からないのが現状です。
探せばあるのでしょうが、今時のものを作ってくれるところを見つけるのには時間がかかりそうですね~
そしてアタシは大量生産して商品化を目指しているので、そこまでを見越した動きになってきます。
自分で着たい服なら1着だけ作って貰えば良いのでしょうが、そこから次は何十着・何百着を仕上げてもらうとなると話は別。
日本は基本的には生地屋さんがあり、裁断屋、縫製屋…と段階によって別れています。
そのルートを持っていないとなかなか商品化に辿り着くのは難しいだろうという結論。
最近ではインターネットの普及が進み、ネット(アプリ)上でやり取りをし、会って打ち合わせをしなくても自分好みの洋服を作れてしまいます。
それで注文しても良かったのですが、アナログ人間な為、やはり打ち合わせは対面で進めたいというのも事実です。
上記で少し触れましたが、アパレル系の人に相談したところ、韓国の梨泰院ならまだそういったお店が残っているはずとのこと。
そこなら安くでとりあえずの1着を作ってくれるだろう。まずは試しに1着を作ってみてから、大量生産を考えても良いのでは?という事になり決行しました。
梨泰院で初のオーダーメイド!
まず向かった先はOLYMPIC TAILOR(オリンピックテイラー)。
初めはすんなりと打ち合わせを進めていきました。
『こういうものを作りたい』
とイメージに近いカタログを持っていき、プラス自分で書いた(素人の簡単なデッサン)ノートの絵を見せ、イメージが伝わると
「Cotton?メン?」と聞かれたので、
「Yes,Yes!Stretch cotton.」と答えると次はカラーサンプルを持ってきてくれました。
ストレッチがきく厚めの生地で、色はブラウン。
そんな要望はなんとか通じましたが、問題はデザイン!
要は、そこからが肝心なのです。30分ほどやり取りしたでしょうか。
ジェスチャーと絵を用いて説明し、お店のおじさんも絵を書きながら理解度を確認し合っていました。
うん、うん、伝わってる伝わってる!と思ったのも束の間。
「やっぱり出来ない。」
と言われました。
アタシの聞き間違いかと思ったが、違う。
「スーツはハンドメイドだけど、これ(Work wear)はミシンが違う。」
ですって。
むぅ~。今更~(・.・;)
そこからは話が早い。
荷物まとめて、撤収ーー!
梨泰院でオーダーメイド2件目
オリンピックテイラーを出てからどうしようかと考えていると、さっきお店を教えてくれた男性(勝手に小池さんと名付けました)が
「作れたか?」
と聞いてきた。作れなかったことを話すと、目の前の階段を降りたところへ案内してくれました。
そこで韓国語で説明してくれ、アタシに
「ほら、続きは説明して!何作りたい?」
とパスしてくれました。
ここでまたもやカタログを広げ、説明をしました。
すると難しい表情をして、ダメだ的ジェスチャーをされてしまいます。やはり難しいことなのか・・・
Shopによって出来る・出来ないとかいう話でもなさそうな雰囲気がしてきましたね~。
2件目のお店は、店内が幾つかのShopに分かれており、その隣はレザー専門店。今度はその店にバトンタッチ。
伝言ゲームのような、リレーのような感じでお店を訪ねていきます。みんな親切なんです(*^^)
こちらはレザー専門点ですが、ジャケットなどが置いてあるので、もしかしたら出来るんじゃないか?という2件目おじさんの閃きで聞いてくれました。
こちらも即答で首を振られましたよーー(*_*)
ダメかぁ。
降りてきた階段をまた登り、最初の通りに出ました。
そこには2件目のお店に連れて行ってくれた、何度も声をかけてくれる親切な男性(小池さん)がまだいました。
そうです、ココたまり場だったのです(笑)
もう少し正確に言うと、キャッチの場所?呼び込みの為に待っている場所のようです。
小池さんにまたもやお店の場所を聞き、アタシはピックアップしておいた日本語対応のラスト1件にかけました。
梨泰院でオーダーメイド3件目
最後に向かったDAYTON(デイトン)は道の向こう側にあるそうなので、近くの横断歩道を渡ります。
本当にお店を徒歩で探せるくらい密集しているんですね!
100mほど歩くと、綺麗なお店で看板デカデカと分かりやすくありました!
高級そうな佇まいですが、ひるまず中へ~
「Order made ok?」
と、またもや早々にカタログを開き、アタシの目指しているモノを作ってくれるのかを聞きました。
少し‘ダメ元’だったため、店主の反応にビックリ!
かるーく「Ok,ok!」
ストレッチの生地を探しに裏へ行ったり探してくれましたが、今度はサイズ問題。
今回は、特注サイズの2mの男性用のWork wearを作るつもりだったので、
「その人の服を直接測りたい。日本から送ってくれれば、こちらで採寸して洋服を作り、また送り返すよ。」
と言っています(韓国語&英語&日本語の片言で)。
*アタシがワークウェアを作るにあたって、友人が作りたいと既に注文してきたので、そちらが優先だったのです。
いや、もちろん測ってきましたよ。ですがカタログの表示やアタシの採寸では上手くいかないと。
日本の表記と海外の表記が違うのも分かりますが、そこはプロのPrideでしょう。仕上がりの確実さもその方があるでしょう。
ですが・・・ここにきて打ち合わせをしたうえで作り、仕上がりを見て、細部の手直しまでを思い描いていたのですよ。
まぁ、無理なら仕方ありませんね! ←諦め早っっ(笑)
本人(アタシSize)ならここから採寸して作れます。2mのSizeが作れた時点で安く済んだら、自分用のを作ろうと思っていましたが、少し予定が外れてしまったために自分のは諦めてしまいました。
それから値段はというと、Set up で¥50,000 程だと言われました。
高っ!!
いや、普通に考えて安いのでしょうが、このあたりで作れる相場などを考えての話ですが。
そして、オリンピック・テイラーでは ¥28,000 程と言われていたので、なおさら高く感じましたねー。
あとは、打ち合わせなしで作った物を送られてきて、もしも納得しなかったらとか考えると、辛すぎませんか?
今回、旅費込みで ¥30,000~40,000の予定でしたので、もし作るだけで¥50,000 なら日本で作れないこともないですしね~。
Set up というのも値段が張るpointでしょうが、とにかく現地で確認まで出来ないのは不安要素が残ります。
今回は諦めますね(:_;)
『韓国でオーダーメイド』の結果は?
もうお気付きの通り、作れませんでした。
正しくは、作れなくはないでしょうが、希望通りにはいかなかっただけで、絶対に無理なわけではありません。
予算と時間に余裕のある人は尚更。
予算と時間に余裕のある人は、はなっから日本でオーダーするでしょうが(笑)
『洋服は作れる』とレビューを見ましたが、断られたことを含めると“何でも”作れるわけでもないことが分かりました。
それと、当初は1人で行く予定が、母にKitマンをお願いしているとそのうち
「Kitくんがママと離れると可哀想じゃないか。ついてこうか?」
と言いだしたのです。要は母も行きたくなってしまったのです。なので、結局一番安い方法でもなく、ホテルもとり、何かとお金がかかりました。
1人で行くなら、変な時間に飛ぶ安いフライトで飛び、宿泊もゲストハウスなどで済ませようと思っていましたが、そうはいかず。
普通の家族旅行になりました・・・(笑)
楽しかったので良しですが、子連れの旅はどうしても子供中心になるので、大変ですね。
今回、ついてくることになりましたが、打ち合わせ中は退屈なはずなので、母と食事に行ってもらいました。
その方がアタシにとっても集中できるので有難かったです。アタシは食べそびれたりもしましたが、やりたいことをやらせてもらっているので、楽しくて仕方ありませんでした。
結果として作れなかったので、失敗なのかもしれませんが、行動することが大事と考えているのでこれも進むべき路だったのだと思います。
やってみなければ分からなかった事。やってみたから作れないと分かった事。
全て次へのステップに違いありません!
家族旅行の思い出が増えたし(笑)
どうでしたか?
梨泰院でのオーダーメイド。
スーツやシャツ以外は、出来るか出来ないか分からないですが、ソウルに飽きてきた人はチャレンジしてみても良いと思います。
明洞からTaxiですぐですし、レザーのオーダーなんかも良さそうですよね!
街の様子や、梨泰院Cafe巡りの内容が知りたい方は、別で詳しく書いています。
あわせてお読み下さいますと、より分かりやすいと思います。
↓↓↓
お試しあれ~~♪
何か良い情報も下さ~~い♪
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